シェアハウス経営を検討している人の中には、個人で運営したいと(自主管理)いう人もいると思います。
自分で管理すれば、収入は最も高くすることができます。
管理運営会社に委託すると、管理費が20%以上かかることがほどんどだからです。
シェアハウスは管理に手間がかかると言われますが、オーナーが自主管理することもできます。
そのためには、正しい知識と手順を知らなければなりません。
このコンテンツでは、個人でシェアハウスを運営したい人が知っておくべき情報をまとめました。
20棟・300室のシェアハウスを運営している管理会社にたずさわり、10年以上の経験がある筆者が、プロの視点から解説しています。
目次(もくじ)
シェアハウスの特徴について知る
まずは、シェアハウスとアパート・マンションの違いについて知りましょう。
下記のコンテンツで詳しく解説しています。
シェアハウス経営のメリット・デメリットを知る
シェアハウス運営のメリット・デメリットや将来性についてもおさえておきましょう。
個人で運営(自主管理)するメリット・デメリットを知る
シェアハウスの運営は、管理会社に委託するケースが多くなっています。
管理に手間がかかることが大きな理由です。
しかし、オーナー個人で自主管理をすると収入面でのメリットが大きくなります。
自主管理のメリット・デメリットをあなたの目で確認してみてください。
オーナー自主管理 | 管理会社に委託 | |
シェアハウス管理費 | なし | 30%(目安) |
オーナー収入 | 家賃収入の全額 | 家賃収入の70% |
例 (月額家賃:総額50万円) |
50万円 | 35万円 |
個人でのシェアハウス運営のはじめ方(手順)
個人でもシェアハウスを運営することはできます。
その際は、手順やポイントをしっかりとおさえることが重要になります。
まずは、シェアハウスの計画が可能かどうか、「企画・リフォーム工事の手順」について確認しておきましょう。
- 【立地の3つのポイント】事例で解説します
- 【玄関の作りかた】3つのポイントを事例を交えて解説します
- 【個室の作りかた】2つのポイントを解説します
- 「部屋タイプと広さ」の決め方を解説します(収益性の概算チェック)
- 【ドミトリーを導入する方法】(メリット・デメリット)
- 【シャワー室かお風呂か】入浴設備のメリット・デメリット
- 「築50年の建物をシェアハウス」にした事例の注意点を解説します(取材あり)
- 「女性専用シェアハウス」導入のメリット・デメリットを解説します(事例あり)
- 男女ミックスのシェアハウスでも大きなトラブルなし!そのノウハウを解説します(オーナー向け)
- 「テーマ・コンセプト」がなくても運営できる理由を解説します
- 「シェアハウスに入居する40代が急増中!」というニュースについての解説/管理・運営経験10年超のプロから見て
シェアハウスの管理は、独特で手間もかかります。
計画をよく検討して運営できる可能性が高いようであれば、「管理方法やトラブル対応」についても確認しておきましょう。
- 「定期賃貸借契約書」の作成方法
- 入居者とむすぶ定期賃貸借契約の手順
- 【友人や家族の訪問・宿泊】について事例をあげて解説します
- 洗濯機・乾燥機の選び方(オーナー向け)
- 共用部の清掃について解説します
- 管理業務の内容を具体的な事例をまじえて解説
- 入居者の「トラブル」があっても経営できる「仕組み」を解説します(契約書・ハウスルールのサンプル事例あり)
- 入居希望者の「審査」ノウハウ(契約書・ハウスルールのサンプルあり)
- 【在留カードを確認するポイント】外国人と契約する際の審査
- 【家賃滞納】対応の方法を解説します(事例あり)
- シェアハウス運営 「夜逃げ」の対応について解説します(オーナー向け)
- 入居者から徴収する「初期費用」について解説します(契約書サンプルあり)
- 「騒音トラブル」事例とその対策を解説します(オーナー向け)
- 「年齢制限」は必要か/メリット・デメリットを解説します
- 「共益費」の最適な設定方法(事例・契約書のサンプルあり)
- サブリース契約の注意点 国土交通省・金融庁・消費者庁が資料を公表
まとめ(シェアハウスの自主管理)
- 個人でもシェアハウスの運営は可能
- シェアハウスのメリット・デメリットを知る
- オーナーの自主管理なら収入が最も高くなる
- シェアハウス管理は手間がかかる
- 迅速なトラブル対応が重要になる