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シェアハウスでは40代の入居者が増えているのか?運営側から解説します

 

インターネットで「シェアハウスで40代以上の入居者が急増中!」というニュースを見かけました。(現代ビジネス)

シェアハウスの入居者の年齢層は、外部からではなかなかわからないですよね。

筆者がシェアハウスを運営している印象では、40代以上の入居者がとくに増えているようには感じていません。

 

このコンテンツでは、シェアハウスの正確な情報を得るためのポイントについてお伝えします。

シェアハウスについて調べたり、業界の知識を得たりするのに役立ちますよ。

 

シェアハウスに入居する40代は急増しているのか?

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「現代ビジネス」のシェアハウスの記事

現代ビジネスの記事では、シェアハウスに入居する40代以上の人の状況を伝えています。

 

近年、シェアハウスに入居する40代の社会人が増加しているという。
ある入居者の男性は、孤独感から逃れるために入居を決めたと話す。
家族のある50代の単身赴任の男性 海外を放浪してきた40代の独身女性...

 

シェアハウス管理10年超の筆者の経験をお伝えすると、現在シェアハウスに入居する40代が「急増」しているという印象はありません。

ときには「現代ビジネス」の記事のような状況の人もいますが(非正規雇用やリストラ等)、これだけで「40代の入居が増えている」と結論付けてしまうのは危険です。

40代以上の人から物件の問合せもありますが、メインの問い合わせは依然として「20代~30代」の人たちです。

 

シェアハウス全体で40代が増えているのかどうかは、「シェアハウス業界全体」を見なければわかりません。

現代ビジネスの記事を書いた方はシェアハウスでの生活を年で件経験したということなので、「入居者としてのこの方の印象」ということで理解しておく必要があります。

(記事ではいつごろ入居していた時のことなのか、その物件での40代以上の人の割合などが不明なため)

 

シェアハウスには「年齢制限」をしている物件や会社がある

シェアハウスは、数人の小規模なものから100人を超える大規模なものまであります。

また、オーナーや管理会社によって運営方針やルールも異なります。

 

たとえば、20代~30代などに「年齢制限」をしているシェアハウスも少なくはありません。

40代以上の人は、年齢制限のないシェアハウスや制限のゆるい物件を探して入居することになります。

そのため年齢制限のないシェアハウスは、40代以上の入居率が高くなることがあります。

 

また、シェアハウスは入居者の入れ替わりが一般のアパートよりも多くなるので、一時的に40代の割合が増えることもあるかもしれません。

そういう状況をふまえてシェアハウスの情報を見る必要があります。

 

シェアハウス業界の「全体」を見る必要がある

注意を促す人の写真画像

シェアハウス業界の全体を理解して判断することが大切

 

シェアハウスには「現代ビジネス」の記事で取り上げられるような40代の入居者も存在しますが、こういったニュースだけでシェアハウス業界を判断してしまうのは危険です。

たとえば、一部のシェアハウスの情報や入居経験のある人の話だけでは、本当にシェアハウス全体で40代の割合が増えているかどうかはわかりません。

シェアハウスの運営・管理会社の意見も参考にする必要があります。

 

事実を正確に知りたければ、調査に基づいた数字を分析することが重要になります。

国土交通省が実施した調査結果がありますので、シェアハウスの実態を知る一つの参考になるでしょう。

シェアハウス等における契約実態等に関する調査(H26.3)結果概要PDF形式) 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001046739.pdf

 

国土交通省のシェアハウス調査(年齢)の写真画像

入居者の年齢の調査結果(国土交通省)

 

これは平成25年度の調査で、平成23年度との比較も掲載されています。

この中の「入居者の年齢」(6ページ)の比較を見ると、確かに40代の割合は増加しています。

しかし、40代に限らず「30代以上の年齢の変化」が大きくなっています。

そのため、「入居者の年齢が全体的に上がっている」ことがうかがえます。

また、平成25年度の調査なので、現在の状況は今後の調査結果を確認する必要があります。

 

筆者のシェアハウスの管理・運営の事例を紹介

筆者はシェアハウスの運営・管理に10年以上たずさわってきました。

その経験からすると、30代で入居して長期間入居している人たちが40代になってきているという事実があります。

そこで、筆者がたずさわったシェアハウスの事例を参考にしていただきたいと思います。

 

筆者のシェアハウスの管理事例
  • 原則として年齢制限なし
  • 20代~60代くらいまでの人が入居している
  • 40代の入居者が特別に増えているということはない

 

このことから、運営・管理会社の立場からは、シェアハウス(全体で)入居する40代が急増しているという印象はない、ということをあらたためてお伝えしておきます。

シェアハウスの現状を知りたい人は、安易にニュースを信じずに調査の結果や運営・管理会社側情報も含めて判断するようにしてほしいと思います。

 

まとめ(シェアハウス入居者の年齢)

ひとつのニュースを見て業界やトレンドを判断してしまうことは危険です。

シェアハウスであれば、入居者、管理会社、調査結果などを総合的に確認することが重要です。

    • 筆者の経験からの印象では、40代が急増している感じはない
    • シェアハウスには「年齢制限」をしている物件もある
    • 現状を知るには調査の数値や運営・管理会社の情報も取得することが重要
    • 国土交通省の調査も参考になる

     

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