
シェアハウスでの生活を考える場合に、ハウス内でプライバシーがどれくらい確保できるのか気になりますよね。
このコンテンツでは、シェアハウスで自分の空間を重視する場合は「個室」をしっかりと選ぶことの重要性をお伝えします。
入居してから「こんなはずじゃなかった!」とならないように、しっかりと選びましょう。
ハウス内の生活時間や貴重品の管理などもしやすくなります。
それでは、シェアハウスの個室を選ぶときのポイントを見ていきましょう。
目次(もくじ)
プライベート重視なら「個室」を選ぼう
シェアハウスの生活で自分のプライベートをしっかりと確保したい場合は、「個室」を選びましょう。
その理由は、シェアハウスではひとつの建物の中で他人と共同生活を送ることになるからです。
たとえば、玄関、廊下、リビングなどは入居者全員で使用します。
また、キッチンなどの水回りも共有して利用します。
そのため、ハウスの中で「自分ひとりだけ」になれる空間は限られています。
自分の部屋が個室タイプであれば、他人の目を気にせずに過ごすことができます。
ドアには鍵もかかるので貴重品の取り扱いも安心です。
現在のシェアハウスは、個室がメインとなっています。
シェアハウスといえどもプライバシーの確保が重要視されています。
シェアハウスの個室ってどうなっているの?
個室の広さはシェアハウスの物件により異なります。
狭い部屋では3帖(5㎡)くらいから、中には10帖近い広い部屋もあります。
個室の基本的な設備など
- 鍵付きのドア
- エアコン
- ベッド
- デスク・チェア
- 衣装用の棚など
その他の設備など(シェアハウス物件によって異なる)
- クローゼット
- シューズボックス
- テレビ
筆者の担当したシェアハウスでは、寝具はベッドしか置いてありません。
布団・まくらは入居者が自分で用意するスタイルです。
これは、衛生上の問題が大きいからです。
オーナーや管理会社が布団などを用意する場合は、退去するごとに寝具のクリーニングが必要になります。
これは意外に手間ですし、ずさんな管理会社だとクリーニングしないで使い回すこともあり得ます。
シェアハウスの入居の際は、寝具の有無や管理状態も確認してください。
個室の内容は物件や管理会社によって異なる
個室の広さ、設備、家具家電の内容は、物件や管理会社によって異なります。
その理由は、そのシェアハウスがどのような考えのもとに作られたかによるからです。
オーナー、管理会社、建築士などの考え方が反映されているのです。
たとえば、家賃を抑えてシンプルな作りのシェアハウスであれば、個室の面積はそれほど広くなく、家具や家電も最低限の内容となります。
逆に家賃が高めでゆったりとした広さが売りのシェアハウスであれば、個室の面積も広く取り家具や家電のグレードも高くなります。
中には、個室内にトイレやキッチンなどの水回り設備がある物件もあります。
実際に私が担当のシェアハウスは基本的にシンプルな作りですので、下記のような特徴が見られます。
最寄り駅から近いシェアハウス(5分以内)
- 個室3~5帖くらい
- 利便性を生かして多くの入居者を受け入れる
最寄り駅から遠いシェアハウス(10分くらい)
- 個室の広さ6帖以上は確保する
- 室内の収納を充実させる
- 気に入って長く住んでもらう
シェアハウスの物件によって異なりますので、問合せ時や見学の際に確認してください。
個室の広さや設備によって家賃が変わる
シェアハウスの家賃は様々な項目で決まりますが、個室の内容も影響を与えます。
個室の広さや設備、家具・家電によって家賃が変わります。
たとえば、収納が充実した部屋や、室内にミニキッチンなどの水回り設備がある部屋の家賃は必然的に高くなります。
私が管理を担当していたシェアハウスの事例では、室内にクローゼットがあったり収納箇所が複数ある部屋の家賃が高くなる傾向があります。
必ず物件(室内)を見学しよう
シェアハウスの物件や部屋はインターネットで探すことが多いと思います。
ネットで見て気に入ったシェアハウスや個室があったら、必ず実際に見学をしましょう。
部屋の写真が充実していたとしても、日当たり、騒音などは、やはり実際に見てみないとわかりません。
また、その部屋がハウス内でどの位置にあるかということも重要です。
部屋の近くにどのような共有部分があるのかなど、見学時に現地で確認しましょう。

個室の「位置」を確認しよう
たとえば、シャワールームやトイレに近い部屋は家賃が安めに設定されているかもしれません。
他の入居者が利用する際の音や振動などが気になることもありますので、自分の生活や希望に合わせて個室を選択してください。
シェアハウスの部屋は、契約前にしっかりと自分の目で確認してから決めましょう。
まとめ
- プライベート重視なら個室を選択する
- 家賃は部屋の広さや設備によって異なる
- 個室内の設備・家具・家電を確認する
- 必ず見学(内見)する